京都の玄関口である、京都駅南口(八条口)が再整備されます!
これまで議会でも度々取り上げられながら様々な変遷を経て、今回ようやく
平成28年12月の完成を目指して計画が決まって参りましたので情報をお
伝えさせて頂きます。
大まかには駅前広場の整備や歩道の拡幅(車道縮小)などを中心に公共交通
期間の乗り継ぎ利便性の向上を目指しておりますので、整備の内容別に簡単
にですがご紹介いたします。
総事業費 : 45億6,000万円
■駐車場
機械式地下駐輪所を整備
これは私も非常に関心を持っていたものでとにかく画期的です!
関東を中心に導入が進んでいますが、京都府下では初めての導入です。
地上には入出庫ブースが見えているだけですが地下には一基あたり204台
の収容が可能です。
西側 : 八条西洞院 2基
東側 : アバンティ前 1基
合計駐輪台数 612台
※(地上においても)平面式まちかど駐輪場も整備 約240台
これにより合計駐輪台数(容量)は現在の674台⇒852台に拡大します。
京都駅の撤去自転車台数は減少傾向にあるものの、まだ年間3,000台以上
に上ります。道路の安全性や景観の面でも地下駐輪場の導入を機に改善を期待
したいところです。
■拠点広場(南口の駅正面)
木製の拠点広場デッキを設置
南北自由通路と直結し、エスカレーターなどの新設により雨に濡れることなく
バス乗降場まで直接アクセスが可能となります。
■サンクンガーデン(アバンティ前と半地下の広場)
エスカレーターを新設するとともに、人が憩える大階段を整備。
修学旅行生等の団体客がバスを待つスペースとしても利用できるよう想定され
ています。
その他、タクシー乗降場(駅正面西・東側)や観光バス乗降場(アバンティ前)
においては、ショットガン方式(乗り場とは別に待機プールを設置し、乗り場
に空きができると次の車両が向かう方法)にしてタクシーやバスが道路上に溢
れ出さないよう防止に努める計画なども盛り込まれています。
全体の完成は平成28年12月の予定ですが、拠点広場については先行して、
平成27年12月にプレオープンされる計画です。
京都駅南口が生まれ変わるのが今から待ち遠しいですね!
京都市議会議員 江村理紗