政策立案の兆し

__.jpg

これまで京都市議会でなかなか出されなかった議員からの条例案。
しかし近頃、少し議会が変わりつつあります。

昨年度に技能労務職の新規採用凍結を求める条例案を京都党から検討していた他、
今議会では清酒の普及の促進に関する条例議員条例案が一件かけられています。

今回挙げられた条例については、いわゆる理念条例の意味合いが強いため
「わざわざ条例として設ける必要があるのか」といった声が議会内でちらほら
聞こえてはきますが、ことさら反対する理由はないため、京都党では前向きに捉えています。

理念条例ばかりでは困りますが、
今後京都市議会から活発に議員発信の条例を出していくことは、政策立案できる
地方自治を目指すうえで大きな一歩です。

京都党でも前回は条例案策定までいったものの達成はできませんでしたが、
今後さらに行政側とは異なる視点で、財政再建や円滑な京都市政に繋がる条例案を
随時発信していこうと勉強を続けています。

国政は政権交代も起こり新体制のもとで新たな政策方針が次々と示されていますが、
地方も同じように大胆な提案とスピード感が必要ですね。
地方独自で抱えている問題に専念して取り組みます。

江村理紗