国政選挙も終わり、今週からまた議会が再開しております。
さて、今年も予算要望提出の時期となりました。
毎年2月から始まる来年度の予算議会前に各党からそれぞれの政策目標に
沿った予算要望を上げており、京都党からも平成25年度に重点的に
考慮すべき予算についてまとめさせていただきました。
今回は、いじめ対応の強化や双京構想など、この一年間に特に集中して
取り組んできたことも新たに多く取り入れています。
また、一つ一つ事業を見直すなかで、昨年の要望以降取り組みが進んだ
事業も多くあったため、全体的に昨年の要望から大きく修正を加えました。
もちろん借金が膨れ上がった京都市の財政を建て直すための財政再建の要望は
今年も最重要項目に挙げ、公共サービスを維持しながらいかに効率の良い
運営ができるか窓口業務から水道、交通など至る分野で要望を詰め込みました。
予算要望に必要なのはメリハリです。
これまで、議員の要望は「より一層予算をつぎ込む」方向に偏りがちでしたが、
京都の財政運営を現実的に見据えれば、耳の痛い話もしなければいけません。
そのうえで初めて、将来に繋がる大きな舵取りの議論が出来るのだと思います。
今はまだまだ小さな動きですが、より大きく主張していけるように
コツコツ頑張ります。
京都市会議員 江村理紗