新会派結成のご報告
2022年8月吉日
この度、地域政党京都党市会議員団は、日本維新の会京都市会議員団とともに新会派を結成致しました。
京都市の現在の行財政改革では財政危機の延命措置にしかならない中で、市政改革や経済政策をこれまで以上に強固な体制で取り組んでまいります。
新しい会派名は「地域政党京都党・日本維新の会市会議員団」です。
本日の記者会見にて結成にあたっての詳細は以下をご覧ください。
ここでは改めて、京都党の今後や選挙など、ご関心の高い項目について触れさせていただきます。
議会で交渉会派かつ条例提案権を持つことでより活動を強化できる一方で、これまで京都党が貫いてきた地域政党としての独自性が失われるのではとのご心配もあろうかと思います。
今回の新会派結成は、日本維新の会の傘下に入るものではなく、市議会内でより成果を見出していくための対等な動きです。
そのため、国政選挙への関与は引き続き慎重で、地方分権の推進や京阪神の副首都構想などに理解のある政党や候補者にはその都度検討をして参ります。
また、大阪での改革をすべて受け入れそのまま踏襲していこうというものでもありません。
京都市の特性に沿った、京都市のための市政改革を目指しております。
続いて選挙に関しても触れさせていただきます。
来年4月の統一地方選挙では、京都党として全行政区での擁立を目指しており、同じ選挙区で日本維新の会の候補者がぶつかることが前提です。とはいえ、市議会での更なる発言力の向上は考えを一にしておりますので共に勢力拡大を図ります。
再来年2月の市長選挙については、いわゆる市長与党と共産党という2択で問うのではなく、市民目線で新たな選択肢をご提供したいと考えております。
新会派として同じ思いを共有する市長の誕生を目指すことは視野には入りますが、現時点で何か具体的に決まっているものではありません。
統一地方選挙での結果も市民の皆様からのお声と受け止め、適宜検討を重ねてまいります。
財政への危機感を発端に、両会派でこれまで約1年半に渡り、時には意見をぶつけあい、また多くの点で協力し合える政策も理解を深め議論を続けてきました。
会派結成ありきで進んできたものではなく、あくまで議会での成果に繋げる取組みを重ねてまいりました。
そのうえで、今年2月から3月にかけて行われた予算議会で、いよいよ市政改革への取組みをより強固かつスピードアップしなければ市民生活を守れないとの認識が強まり、その後本格的に新会派設立に向け議論が発展していった次第です。
京都党の地域政党としての姿勢は今後も揺らぎません。
どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
敬具
京都市会議員