市長選の結果を受けて

昨晩、京都市長選が幕を閉じました。

共に議会で活動してまいりました村山祥栄前議員が10月半ばに市長選への出馬表明をして以来、一議員として懸命に応援をしてまいりましたが、残念ながら当選につなげることはできませんでした。

村山候補の掲げる京都市政の発展に向け想いを一つにし、共に支援の輪の拡大に励んでくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。

 京都市長選挙で長らく続く保守対革新の二極対立だけではない、“保守のもう一人の選択肢”として、財政規律を図りながらも市民サービスの向上を行える政策プランをご提示し、支持の拡大を目指しましたが、これからの4年間を託す新たな存在として大きく浮上させるには至れませんでした。

支えてきた一人の議員として深く反省しております。

 ただし、今回の選挙戦を通し、京都党支持の方の大半が村山候補をご支持いただきましたこと、そして支持政党のない方の3割近くの方に村山候補へのご支持をいただいたことは、村山候補及び、私たちが訴えております財政再建と京都経済の発展を市民の方が受け止めていただいた功績です。

市長選挙の投票率において、前回より5%上昇しておりますのも、これまで以上に京都市長選挙に関心をお寄せていただけた成果であると感じます。

 京都党にとっては、創業者が議員の職を失うという大きな打撃を受けました。

しかし、政策で京都市の市長を選択できる新たな一歩を踏み出せたことを誇りに思います。この結果を受け止め、反省点をしっかり総括し、早急に立て直しを図ってまいります。

 京都市にとって財政難が喫緊の課題であることは紛れもない事実です。

何とか京都を建て直し、“子や孫世代も京都に住み続けたい”と心から感じていただける京都の未来を描く私たちの姿勢は今後も本質的に変わることはございません。

 これからも京都市のために誠心誠意、議員活動に努めてまいります。

どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

京都市会議員 江村りさ