大津のいじめ問題を受けて

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久々のブログ更新となりすみません。
取り掛かることが山ほどあり、日々の活動内容をご報告できずにおりました。

さて、今回は京都市のいじめ対策についてご報告します。

いじめについて書きます。
大津市では中二の生徒がいじめによって自殺してしまうという大変痛ましい
問題が起きました。

連日のように報道されるいじめの実態を見ていると、そこまで思い詰める前に、
その少年の置かれていた環境から何とか救い出してあげたかったと胸が苦しく
なります。
ただ、今、私がすべきことは少しでもいじめに苦しんでいる
児童や生徒たちを救うことです。

近年は、いじめの形態が複雑化し、いじめられる人間が流動的になっていると
言われます。

実際に私が中学校に通って方頃を思い返しても、
気の強い子でも、友人の多い子でも、活発な子でも、
いつ誰がいじめられてもおかしくないような空気感がありました。
集団での無視や悪口といったいじめは日常茶飯事でした。
中には刃物を持っている人もいましたし、暴力もありました。
いじめられている子に手を差し伸べてあげられない空気感もあったと
思います。
そして、「先生に相談しても仕方ない」という雰囲気もありました。

「もっと精神的に強くならなければいけない」「当人同士で解決すべき」との声は
理解できますが、想像以上に苦痛な状況に置かれている場合もあります。

生徒が親や先生に本気で悩みを聞き入れてもらえないのは本当に辛いことです。

親や先生に相談すれば親身になって受けとめてもらえる、いざとなれば本気で
守ってくれる、ここの信頼を築くことがまず大切だと思います。

次回は委員会での質疑内容も含めご報告します。

京都市会議員 江村理紗