「二条城に粉末がまかれた件」

「二条城に粉末がまかれた件」

本日は年度初めの常任委員会。
平成29年度は文化・環境政策の委員となりました。

年度初めの報告案件は、先週18日に京都市の二条城でカレー粉のようなにおいのする粉末が複数個所で発見された件。

市は設置されている防犯カメラのデータを警察に提供するなど、捜査に全面的に協力をしています。
ただ、現段階では警察から操作状況の報告がないようで、詳細の議論には踏み込めませんでした。
茶色の粉末は一体何だったのか。
特定有害物質は検出されなかったものの、犯行の意図を含めまだ未解決のままです。

これまでも二条城や他の文化財施設で油を撒かれるなどの事件が発生していたため、京都市では注意喚起を行っていたようです。
二条城に至っては「有人及び防犯カメラによる二重の警備体制で今年度から体制を強化したてだった」とのことでした。
しかし、二の丸御殿や庭園で粉末が発見されたのはなんと計53箇所。
多さに驚くと共に、警備強化の効果に疑問を持ちます。
再発防止には例えば入場時の手荷物検査を実施するなど警備体制をもうワンランク上げる必要性を感じます。
今後の動きを注視が必要です。

京都市議会議員 江村理紗