適切な点検でいざというときのために !
災害等で停電した際に、電気を確保するのが非常用電源。スプリンクラーや消火栓のポンプ の稼動をはじめ、二次災害を防ぐ大きな役割があります。しかし、東日本大震災や阪神大震 災でも点検不備で始動しなかった事例が多く発生していました。この非常用電源は、消防法で年に一度、30%負荷を掛けて異常がないかを確認する法定点検が義務付けられています。しかし、あろうことか、京都市の区役所や文化施設などの多数の施設で法定点検が出来ておらず、違反状態であること が京都党の指摘でわかりました。災害などの 有事に非常用電源が始動しなければ甚大な 被害に繋がる恐れがあります。法を遵守し、適切な点検を行うよう是正を求めました。
チラシ27号2018年8月発行より抜粋