陳情について

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9月最後の土日は少し涼しさのある晴天で秋真っ盛りでしたね。
地元の右京区では各地で区民運動会が開催されていたので、お知り合いにも
会えるかなと思い、いくつか学校を回ってきました。

いろんな方に会わせてもらうと、市政の陳情もいろいろと頂戴します。
山ノ内小学校ではグランドが狭く、50メートルの直線を確保するのもグランドを
斜めに利用してやっとの状態だということだったので、その現場も合わせて確認
させてもらいました。
公園や運動場の確保は、市内中がすでに窮屈で土地がない京都市では用地買収も
非常にコストがかかるため悩ましい問題ではあります・・・。
ただ、今後の課題として山ノ内小学校の件も陳情リストのメモに加えました。

また、台風18号に関するご相談は一通り終わりましたが、まだ台風の爪痕が
完全に落ち着いたとは言えず、週末も何本か連絡が入り、現場を見て回りました。
見たところ、どうやら行政での対応が求められそうなものが多かったので、
さっそく今日各局に相談させてもらった次第です。

行政にできること、するべきでないことの線引きは本来はっきりしているはず
なのですが、市民目線からすれば陳情できることとできないことの線引きは
見えにくいだろうなぁと思います。
私も市議となって3年目になり、少しは傾向を掴めてきたかなというところです。

市民の方からご相談をいただけば、基本的にできるだけお応えしたいと
心から思っています。テーマの大きい小さいは関係ありません。
それでも、行政で対応すべきではないこと、それが全体にとって良いとは
言えないことはきちんと見抜きたいと思っています。
咄嗟に分別がつかないこともあり、時に悩ませられますが、経験ですね。

お力になりたいと思う反面、難しい課題もいろいろと与えてもらう陳情ですが、
政治の初心を忘れず向き合いたいです。

京都市会議員 江村理紗