本日の議会では先週16日に大きな被害を受けた台風18号における、
追加の補正予算に関して審議しました。
以下に挙げているものが主な提案です。
・被災者住宅等に係る再建支援補助
全壊住宅 150万円(上限額)
床上浸水住宅 50万円(上限額)
※補助の対象となる住宅は予め行政が把握済み。
・災害見舞金
床上浸水、半壊または半焼、全壊または全焼の被害を受けた段階により
一世帯当たり5,000〜30,000円の見舞金を支給。
※予め把握している世帯に対して職員が直接訪問予定。
・災害地の風評被害対策
「元気です京都キャンペーン事業」(仮称)として全国主要駅での京都
観光キャンペーンを実施etc.
・緊急融資制度の創設
浸水被害等を受けた中小企業者等を対象に災害復旧のためのの緊急融資
制度を設ける。
新規融資枠は80億円を確保
※融資制度の概要は議案が通り次第ホームページをご確認ください。
また、これらの補正予算審議に関連して、日吉ダムの情報を適切に公開して
いくことや、水害の場合における避難所設定の再検討など、いくつか今後の
検討課題を委員会で述べさせてもらいました。
良くも悪くも、災害慣れしていない京都市に見えてきたいくつもの課題。
議会では今後の円滑な対策に向けて様々な議論がなされているところです。
本日各局ごとに審議した追加補正予算案件は、順調に可決すれば10月3日
より実施される予定です。
京都市会議員 江村理紗