2日前の出来事になりますが、
8月16日の京都市では五山送り火と、燈籠流しが行われました。
16日夜は地元嵐山の燈籠流しに出向き、そこから見える鳥居を見ながら
東日本大震災の被災者へ黙とうをささげました。
川にぼんやりと浮かぶ燈籠を眺めていると、ふと心が休まりますね。
けれど、今はただ、京都の伝統が被災地の方々の傷ついた心を癒やすために、
もっと力になれたらよかったのにと思うばかりです。
今回の件で生じた波紋は、宗教行事への行政の関与に改めて対応の見直しを
突き付けたことになります。
曖昧な対応から大きな騒動へと発展し、京都市内外で風評被害が拡大するという
二次災害を発生させてしまった今回の件。
京都市が取り組むべき項目は被災地とのわだかまりの解消から市民の健康不安
を取り除くことまで多岐にわたりますが、私も知恵を絞りながら、可能な限り
解決に向けうごきたいと思います。