昨年に提出した予算要望に対して、行政から回答が返ってきました。
74項目の要望を行い、うち68項目は概ね前向きなご回答をいただく
結果となりました。
74項目の要望を行い、うち68項目は概ね前向きなご回答をいただく
結果となりました。
昨年度から比べ特に前進した項目は以下の通りです。
・公債償還基金の取り崩し額の軽減
平成25年度予算 93億円
平成26年度予算 12億円(大幅改善!)
※公債償還基金とは、将来、借金の返済に積み立てているお金を一般財源に
使うため、将来に負担を先送りする非常にリスクのある財政措置
・予防医療の拡大
国において水痘及び成人用肺炎球菌の予防接種が平成26年度中に、
予防接種法上の定期の予防接種に位置づけられる見込み
・空き家対策
京都市の空き家率が14.1%を占め、今後も増加が予想される中で、空き家
の活用や流通を促進するなどの空き家対策推進事業を実施
一方で、要望した方向性に向かうことは難しい項目もいくつかございました。
・土曜日学習の復活
・3学期制の復活
・技能労務職の新規採用
各事業ごとにそこに関わる様々な立場の方からのお声、現在に至った背景、
またその他利害関係などがあるため、すぐに実現していくことが難しい項目も
多くありますが、幅広くご意見を伺いながら事業ごとの“望ましいバランス”
を追求していきたいと思います。
京都市議会議員 江村理紗