昨日は運動会まわりの合間をぬって先月16日の台風18号の影響で
床上・床下浸水被害に遭われた陳情の現地調査に伺ってまいりました。
梅津地域でも何件か浸水被害がありましたが、その被害が水路に沿って発生
しており、これまで40年間被害がなかった箇所まで近年大雨が降る度に
被害が頻発するようになったため地元の方が非常に危惧されています。
現場に足を運ぶと、
「あの雨の日はこの水路の門は開いてましたか?」
とすぐに通りすがりの方から声を掛けられるなど、この近隣を歩くだけで
地域の方が近寄って来られ関心を寄せられます。
同時に、台風の当日どういった状況だったのかも、情報が集まってきます。
情報を整理した上で担当局へ話をしに行く予定です。
また、浸水被害の他にも当日の救助に当たる職員配置に偏りがあったことを
危惧するお声や、地元テレビ局であるKBSで全く必要な情報が配信されて
いなかったことなど、他にも改善を求める声が寄せられました。
同じ視点を持ちながらも、まだ議会で議論できていない案件もあり、
改めて「きちんと問題提起していかないと」と感じた次第です。
環境問題は深刻で、ゲリラ豪雨も以前より頻発するようになっていますし、
また非常に強い台風24号も今週9日にも接近する見込みです。
財政状況が厳しく、資金の捻出は非常に苦しい状況ですが、行政ですべきことは
優先順位を明確にして、同時に情報伝達なども迅速に対応し、あらゆる対策を
急がなくてはなりません。
京都市会議員 江村理紗