昨日、京北の周山中学校にて右京区の消防査閲が行われました。
京都市では毎年、消防団の災害対応力をより一層向上させ、
消防力の向上を目的としたイベントが実施されます。
右京区では右京消防団全25分団が一斉に集まり、規律や礼式、
小型動力ポンプを使用した消防訓練を披露して頂きました。
各消防団では、この査閲本番に向け一ヶ月近く前から頻繁に練習が
行われているだけあり、昨日の披露はまさに練習の賜物だなぁと
感じさせられる完成度の高い出来栄えでした。
消防団員は準公務員という立場として、災害現場への立会いや
火事の発生しやすい年度末の「火の用心」呼びかけなど、個々人の
仕事と両立しながら市民生活を支えてくださっています。
消防団員さんのご家族の方とも何人かお話をしていたのですが、
やはり活動頻度が多いため家族の理解と協力が欠かせないとのことでした。
こういったお話を聞いていると、地域活動は市民の方の負担によって
成り立っているものだと肌で感じますね。
地域で街を支えることは決して簡単ではなく、大変な努力を要するものですが
こういった市民参加が街を活発にさせるのだと思います。
各分団員さんが懸命に取り組まれている姿を見ることができ、
すごく私自身も元気をいただけました。
京都市会議員 江村理紗