代表質問を終えて

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昨日は代表質問でした。
メールやお電話で応援のお言葉をいただいたおかげで、直前まではリラックスさせて
いただいていたのですが、本番は緊張しました。

代表質問の際には国会と同じように地方議会でも度々野次が飛びます。
初めて議会を経験した際には驚きました。
今でも違和感があり、個人的には発言の間は黙って話を聞くのがマナーかと思うので
第三者にもあまりいい印象は与えないのではと思います。

さて、代表質問の内容についてです。
いじめの発見向上のためアンケート調査の強化や、いじめ対応に信頼ある対応をできるよう
学校現場の負担を減らしながら教育委員会からノウハウや指針をもっと明確に打ち出す
ことを求めました。
答弁としては、今後新たに「マネージメントシート」を作成し、質問項目も増やして
児童生徒の状況把握に努めていただくとのことです。
成功している他都市の例も挙げ、提案した通り、生活実態調査ではいじめ発見の効果が薄れてしまうため、
本気でいじめを発見し、生徒に寄り添える、救済できるものにしてもらいたいと思います。
また、教育委員会からは今後、いじめ加害者に対し義務教育への配慮もしつつ場合によっては
出席停止も含めて毅然とした対応をしていくとの回答もいただきました。
教育委員会の姿勢次第で、必ず学校現場にプラスにもマイナスにも影響が及ぶためより親身に、
より本気で向き合っていただきたいと思います。

次に五山送り火で取り寄せた陸前高田の薪についてです。
こちらは、放射性物質への懸念から薪の表皮部分等まだ倉庫に残されたままのため、京都市が
取り寄せたもののため責任を持って早期に解決を図るよう求めたものです。
がれきの広域処理放射性物質の扱いを検討する専門家委員会に、この薪の解決も一部託していた
はずでしたが、要請見送りによって解散してしまったため放置されている状態です。
これについての答弁は、残念ながら明確なものはいただけませんでした。
被災地の方を想うと、京都党からも以前に意見書を出し、解決策も提示させていただいており、
一刻も早く解決すべきと思います。

市長及び執行部、そして役所の方々も大変お忙しいとは思いますが、私たちからもできるだけ
提案を含めて解決策を提示させていただいているので、できる限り課題解決に向け前進して
いただきたいと思います。

京都市会議員 江村理紗