自主防災訓練

__.jpg

本日の午前中は学区の自主防災訓練に携わりました。

避難訓練とは異なり、災害が起こった際、地域の住民自らが安全を確保し、
被害の軽減を図るために行われています。
年に一度実施され、今回は担架、三角巾、消火器の3点についての講習が
なされました。

私の担当は三角巾の使い方の説明。
三角巾は使い方によってはその使用方法が何十通りもあり、簡単なものだけでも
使い方を習得しておけば非常に役立ちます。
災害時に傷を負った際、手で押さえると片手が塞がれてしまうので、三角巾を巻いて
傷口を止血したり、ばい菌の侵入を防いだり、刺激を減らすことが大切です。

今回は頭部と腕の巻き方を説明しましたが、小学生も含めみなさんすぐに習得
していただきました。
子どもさんがお母さんの頭にとても上手に三角巾を巻いてあげている姿を見ていると
是非緊急時にも活躍してもらいたいなぁと思います。

こういった訓練をしていると、つくづく災害から身を守るのは、個人戦ではなく
団体戦なのだろうと感じますね。
南海トラフ地震など、非常に大きな地震が想定されるうえで、緊急時に対応できる
全体の意識を少しでも高めていきたいです。

京都市会議員 江村理紗