避難所充足率は52%、仮設トイレも充足せず!
防災意識が高まる中、避難計画に関して調査したところ、最大想定避難者数が避難所の受け入れ可能人数を大きく上回り、京都市内の充足率は52%であることが判明しました。最悪、避難所に押し寄せた避難者の半数が避難所に入れない事態が発生しかねません。
未開放の小学校の教室を使えば充足率は100%を達成できる為、緊急時の教室開放の権限を学校長から区長等へ移管し、現場で混乱せずスムーズに避難できるよう計画段階でのルール作りを行うよう提案しました。
また、意外と軽視しがちで重要なのが災害用トイレの配備ですが、こちらも配備率が50%台と低迷する区が4区もありました。市内の配備数は充足していますが、大半が消防学校の倉庫に積まれており、各区に配備ができていないことが発覚しました。
チラシ25号2017年12月発行より抜粋
即座に各学校に備蓄スペースの確保と配備を申し入れました。