京都市で宿泊税を導入!

―観光客からも一定の負担をー

「京都市バスが混雑しすぎて乗れない」「近隣で民泊ができ、住宅街に夜でも外国人が出歩いていて治安が心配」など、観光に湧く京都市の一方、京都市民からは観光客増による心配や不満のご意見が膨らんできています。

観光客が多く集まる文化財も、市バスや地下鉄などの公共インフラも、多くは京都市民の税金によって整備・運営がなされているものです。

そこで、京都市内を訪れる観光客が存分に京都観光を楽しみ、かつ市民にとっても本来の公共サービスを安定して受け、かつ安心して過ごせる街にできるよう、観光客にも一定のご負担をお願いする「宿泊税」の導入を以前より京都市議会で提案してまいりました。
詳しくはコチラ(http://www.kyoto-to.com/dl/20160409.pdf)をご覧ください。

そしてついに、2018年から京都市の宿泊税が実現する運びとなりました。

京都市宿泊税による税収見込みは年間約46億円で、一泊の宿泊料金が5万円以上には1,000円の徴収となるため日本国内で先に導入されている東京、大阪より規模の大きいものとなります。

※ただし、修学旅行などの学校行事に参加する児童・生徒とその引率者には課税が免除されます。

チラシ25号2017年12月発行より抜粋

宿泊税の導入!新たな財源の確保に向けて

ついに宿泊税が京都市に導入されました。国内では最も高い金額設定であったものの観光客の動きは衰えず、年間40億円の新たな財源の確保が期待されています。京都市の福祉や教育や環境、安全を維持するためにもお金をしっかり確保していけることは絶対条件です。ムダを削減すること、そして新たな財源を生み出すことの両側から、健全な京都の街経営に励みます。

チラシ28号2018年11月発行より抜粋