被災マツの対応に動き

被災マツの対応に動き

6月16日付の京都新聞や読売新聞にも記事が掲載されていましたが、
五山送り火で京都市が使用を断念した被災マツのその後の対応について、
京都市がようやく動き出しました。

5月議会で放置されている薪の早期解決を求め、
また薪の放射線量と市内の複数の施設の放射線量の比較なども行いながら
一刻も早い対応に向けて働きかけてきた一定の成果だと考えています。

一部の批判も覚悟で薪の早期解決を呼びかけてきましたが、
市民の方々とのお話をはじめ、街頭やブログ報告を通して、応援のお声や、
ときには「うちの学区で薪を使おうか」という思い切ったご連絡までいただき、
非常に温かい目で見守ってくださっているのが大きな励みになりました。

被災地のために薪の早期解決を願う京都市民は非常に多くいらっしゃいます。

今回、被災マツは工芸品にする案が新たに出されております。
バイオマスとしての利用や、他都市のように防護柵として活用することも一つ
の手だと考えますが、いずれにしても今年の五山送り火までには解決に向けて
さらに前進させたいです。

京都市会議員 江村理紗