遠方からはるばる「議員定数削減のための直接請求を行いたい」と、
北九州市の中村市議がお越しになりました。
北九州市は人口減が始まり、京都市と同じく指定都市でありながら将来に向けて
一層の厳しい市政の舵取りを求められています。
現在、京都市会も北九州市議会も議会の真っただ中。
予算を審議する重要な定例市会で非常に慌ただしい状態ですが、
市議の熱意にお答えしたいと全力で対応をさせていただきました。
作業を思い出しながらお話しをしていると、今でも鮮明にあの頃の手順や、反省点
が蘇ってきます。
政令指定都市は他の市と比べて、署名集め等の手順が非常に複雑で、直接請求を成功
させることは容易ではありません。
しかし、中村市議は覚悟をもって熱心に聞かれ、そこからのお互いの地域を踏まえた
地方政治についての意見交換にも繋がりました。
今思えば、地方自治に携わる上での重要な行動手段を身を以て経験させてもらう
貴重な経験になったと思います。
私たちの議員定数削減に伴う直接請求は、非常に多くの方にご協力をいただき、
必要法廷数を突破し、臨時議会にまで至ったものの否決という苦しい結果でした。
しかし、その後定数削減の議論が他の党でも言われるようになり、今回京都市議会で
市会改革に向けて始動し始めたことは何よりの功績だと思います。
今後も各地域で活躍しておられる地域政党同士で連携をはかっていきたいです!