今日とは平成24年度の常任委員会初日。
昨年度に引き続き、より知識を深めたいと教育福祉委員会を選びました。
年度新たに、また頑張ります。
さて、大変遅くなってしまいましたが、
2月定例市会での代表質問の内容を掲載します。
今回は以下2点について質問を行いました。
(1)公立高校の入試制度、及び教育方針について
(2)特別自治市について
今回は(1)について紹介します。
<趣旨説明>
「(1)公立高校の入試制度、及び教育方針について」
入試制度をテーマにした背景には、現在京都市が実施している総合選抜制度が
時代に合わなくなり、制度疲労をしてきている背景があります。
総合選抜制とは、学校間格差の解消を目的として、居住地や学力などによって
合格者を学区内の各校に平均的に振り分ける制度。
よく「行きたい高校を選べない」、「複雑過ぎて分からない」とのお声も上がりますが、
これは総合選抜制度を残したまま自由が効くよう例外を多数設けてきたためです。
昨今では生徒や保護者より、「行きたい高校を自由に選びたい」とのニーズが非常に
高まってきているため、“シンプルな制度でより自由に高校を選択できる”仕組みに
切り替えていくべきだと考えています。それはすなはち「単独選抜制」の導入です。
(一般的に)単独選抜制にすると『学校間格差』が広がるのはおそらく事実ですが、
現在の総合選抜制では『学校内格差』が大きくなっています。学校間格差は人気校をそうでない高校が如実になる一方で、学校内格差は生徒間の
学力レベルに差があり過ぎるゆえにレベルに応じた教育を提供しにくく、低い方に
牽引されることも少なくありません。
ただ、京都市では現時点でも学校間格差は生じているので、学校間、学校内ともに
格差が出ていることも見逃せません。
できるだけ多くの生徒が納得のいく志望校選択、高校生活を得られることが大切です。
公教育として守るべきセーフティーはあるものの、何もかも救済ありきでは、
より高いレベルでやる気のある生徒のチャンスを削ぐことに繋がってしまいます。
そのため、単独選抜制への移行を要望しました。
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次のブログにて質問文章を掲載します。