苦渋の選択ではございましたが候補者擁立を断念することとなりました。
本日、記者会見を開かせていただき、村山よりご説明させて頂きました。以下、会見での説明を一部掲載いたします。2月7日投票の京都市長選挙において、京都党は現門川市長に対し支援をせず独自候補を擁立し戦うということは皆様にお伝えしたとおりです。一方で京都維新の会も独自候補の擁立を模索する中、第三極が乱立することは避けねばということで、調整を続けた結果、12日、維新の会田坂代表より両党で私に対し出馬要請を頂きました。
京都維新の会、また党内からこうした要請を頂きましたことは身に余る光栄に存じます。
そのうえで、まずはご支援いただいた、ご信託いただいた市民の皆様のご理解を頂くのがまず第一と考えでありましたため、この間、京都党顧問を含めた関係者、後援会の皆様と緊急役員会を断続的に開催した結果、まずは市長選に望むより議会でしっかり与えられた職責を果たすべきというお声、今出ることは信託頂いた皆様への背信行為だというお声、今は党の基盤を整え、若手を育てていくべきだというお声、直前で準備不足甚だしく準備が整わないというお声、などのお声など多くのお声を頂きました。結果、23日、出馬断念との結論に達しました。
今はひとえに市民の皆様からご信託頂いた交渉権を以て市会において議会活動をまい進し、まずは議会で一定の成果をしっかり出すことが今は私、また京都党に課せられた第一の責務と捉え、引き続き議会活動に邁進する覚悟でございます。今後共宜しくお願い致します。(以下割愛)
今日に至るまで昼夜を問わず幾度となく議論を重ね、党内ではまだ悔しさがくすぶり、喪失感が漂っているのも事実です。京都党としての政治スタンスや価値観、“市民に市民のための政治”とは何かについての各自の捉え方においても、さらに徹底的な意識共有の必要性を痛感させられました。
後援会の方々の慎重派のお声があったという村山議員からの説明もありましたが、最大の要因はその決断が出来なかった政治家・政党としての自己責任です。
これまでの間、候補者擁立に向けて調整を続けるなかでテレビ・マスコミ紙上でも多数ご報道いただき、市民の方が頼りご期待のお声も多数いただいて参りましたところ、このような形となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。
今はただ、地域をまわる中でご期待をいただいた皆様にお詫びし、ご説明し、今回の件を決して有耶無耶にすることなく今後の党体制に向けて徹底的な見直しを進めていくのみです。
この度は世間をお騒がせし、またご期待に沿えない結果となり、誠に申し訳ございませんでした。