今日は明け方に、土砂降りの雨で目が覚めました。ここのところ本当にバケツの水をひっくり返したような雨が
頻発して大変ですね。
９月に入り、いよいよ台風の季節が到来です。
今日は午後一から梅津地域にある構口（かまいぐち）排水機場の
完成式典に出席しました。
この梅津学区では、２年間に襲った台風で一部地域が水浸しになり、
多くの床上浸水被害が出ました。
そこで、この２年間急ピッチで対策が進められ、この度構口排水機場が
完成しました。
これにより、これまで大雨により有栖川の水位が上昇すると川に合流する
水路への逆流を防ぐために樋門（ゲート）が閉じられてしまうため、
水路に溜まった水を流せる場所がなく溢れ出していたところを、
今後は樋門を閉じても別の場所からポンプで水路の水を川へ押し出せる
仕組みとなります。
（写真はポンプから有栖川へと水を送り出している様子です。）
排水能力は１秒間に１トンもの水を排水できるとのこと。
大雨が降るたびに辺りにお住まいの方は戦々恐々とされておられましたが
これで問題が解決される見込みです。
まだまだ右京区には大雨対策を進めるべき箇所がいくつもありますが、
予算を見ながらこうして一歩ずつ前進している状況です。
京都市議会議員 江村理紗
