留学支援

IMG_1783.jpg本日は京都西ロータリークラブ主催で京都市も後援している
「国際親善交流大会」に伺わせていただきました。

各国の留学生や日本の大学生らが集まり、瓦づくり、和菓子体験、戦国武将体験など
日本の伝統文化に触れながら交流を図られていました。

京都市でも海外留学生の受け入れは積極的に取り組んでいるところではありますが、
昨年の文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業では
京都から京都大学、立命館大学、京都工芸繊維大学がスーパーグローバル大学が
選定された一方で、同志社大学は選考から外れる結果となりました。

大学の国際競争力が問われる中で、
各大学が留学支援体制、教育プログラムの国際通用性などを高め独自の取組みに
努めておりますが、今後国の支援を得られた大学とそうでない大学で差が生じる
ことも予測され、市独自で支援の検討も必要です。

また、留学生の受け入れだけでなく、世界に通用する人材を育成するためには
日本人学生の海外留学を促進することも注目しています。

随分進んできているとはいえ、現在国の予算でも外国人留学生受入れには
総額約294億円が組まれているものの、日本人学生の海外留学のための予算は
36億円に留まっています(平成25年度予算より)。

海外からの留学生に触れさせいただくことで
日本及び京都に求める留学ニーズをヒアリングできたと同時に留学支援事業について
目を向ける機会にも繋がりました。
これまでに福岡市の取り組みを視察させてもらうなどこれまでも関心を寄せてきた
分野のため今後の京都市の戦略について改めて勉強していきます。

京都市議会議員 江村理紗