京北消防出初式

京北消防出初式

今日は朝から京北にて消防団の出初式に参加して参りました!
向かう途中、愛宕山を見ると雪が積もりその時間も雪が降っていそうな雰囲気で
道路が凍結していないか心配しましたが、何とか無事に到着。
周山中学校の体育館では約200名ほどの分団員さんが出席され、体育館で整列
されるとすごく迫力がありました。

昨年、一昨年と京都では大雨による災害に悩まされたこともあり、
今日の式典でも「市民の命と財産を守る」という消防団の指名のもと、
火災だけでなく、地震や大雨などの自然災害に対しても迅速な対応に努めていか
なければならないという意気込みを強く感じられるものでした。
行政サービスだけに頼るのではなく、住民自らが立ち上がり協力することで、
住みよい街を築いていくことの心強さを肌で感じさせられます。

昨日でちょうど阪神大震災が起こってから20年。
京都でもいつ地震が起きてもおかしくないと言われながらも、
日ごろから住民一人一人が防災意識を持っていざというときに備えることは決して
簡単なことではありません。

しかし、消防団員さん達の活動に触れさせてもらっていると、
“自主防災意識を持って、地域を守る”ことが日常の感覚に組み込まれているのが
伝わってきます。

議員になってから、体調を崩した際に掛けられた言葉を思い出します。

「神経を使うとふと休めたときに体調を崩しやすい。何事も慣れるまでは神経を使う。
でもやり続けるしかない。そうしている内に神経をすり減らさなくても自然とできる
ようになる。」

消防団という活動を通して、大変多くの住民の方々にとって防災意識を持つことが
当たり前になっていることは改めて、素晴らしいことです。
新年に入ってから消防団さんの出初式にいくつか出席させてもらい、防災について、
地域力について考える機会をいただきました。

京都市議会議員 江村理紗