危険なバス停・右京区全調査

先日の京都新聞朝刊にて、京都市議会で質疑しました危険なバス停への対策について取り上げられました。

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横浜市で死亡事故が起こったことが発端で、京都市にも類似の危険なバス停があることは以前より心配しており、

江村事務所のスタッフ・学生部と共に右京区の全バス停を調査しておりました。

調査によりわかったことは、市バスが関係する人身事故は発生していないと報告を受けていたものの、

そもそも市バスと直接の接触がない限り、市バスが関係する事故とはカウントされないということです。

現場確認を進めるうえで特に危険だと感じた太秦東口(西行)のバス停付近でも過去5年で10件の事故が発生しておりましたが、そこに停車中の市バスが死角となり事故につながっているかは情報をあげる仕組みがありませんでした。

これでは全国調査の発端となった横浜市での事故もバスが起因した事故とは言えないことになります。

こういった状況把握の誤った認識により不十分な対処に終わってしまわないよう議会では警察との連携も含め丁寧な対応を求めました。

危険なバス停の改善には近辺の横断歩道に信号機を設置する、バス停や横断歩道を移設するというものがイメージしやすいですが、その他にもカラー塗装で車道と歩道の塗分けを行うなど手法はさまざまです。

バス停の構造だけでなく、大前提として追い越し車両や歩行者にマナーを守ってもらうことも大切です。

市民の方々のご意見により生活の身近な課題に気づかせてもらえます。

京都市会議員 江村りさ