京都市のAEDをもっと使いやすく

AED設置個所における府との情報連携と24時間体制の充実を

京都市内のAED設置個所はどんどん増えており、現在市内の3000箇所(2017年2月現在)に設置されております。そして、この9年間で800名あまりの命が救われました。

この図からも心肺停止が起こった際はAEDを使用することで生存率ならびに社会復帰率が大幅に高いことが伺えます。

しかし、調査を進めると京都市内のAED設置個所は、その多くが施設内に設置されている為、施設の営業時間外となる早朝や夜間はAEDを使用できないことが分かりました。

そのため、まずは京都市消防局が夜間や早朝でもAEDを使用できるところを把握し、可能な場所にはAEDマップに分かるよう記載することや、現場でもすぐに分かるようにするよう求めました。
これにより、平成29年度にAEDマップに24時間対応のマークが追加されると共に、AEDの夜間対応の箇所にはシールが貼られるようになりました。

↑通常のAED設置個所のほかに、24時間対応の箇所には黄色の新たなマークが加わっております。



京都市会議員江村理紗
江村りさ

現在京都市が出しているAEDマップ(京都市AED設置施設検索システム:https://www5.city.kyoto.jp/aedmap/)には、京都府がAED設置を把握している施設の多くが共有されていなかったため、直ちに共有して利便性を高めるよう指摘しております。

チラシ23号2017年3月発行より抜粋