公立高校入試制度1 〜希望校を自由に選べる制度へ〜

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昨日の教育福祉委員会では、公立高校入試制度についてとりあげました。

京都市の現行の公立高校入試制度は、住所を基に受験者を学区内の学校に振り分ける総合選抜制。
この現行制度では、生徒が行きたい高校を希望するのでなく、
最寄りのバス停にしたがって通う高校が決定されます。
そのため、不本意入学の生徒がいて当たり前という風潮が残念ながら否めませんでした。

総合選抜制の利点は“高校入試で不合格者を出さないようにする”というもので、
「15の春は泣かさない」という言葉が1つのキャッチフレーズになっています。
この意味では一定の成果をあげてきました。

しかし、住所に縛られる仕組みは、必ずしも生徒や保護者にとってセーフティーネットにはうつっていないのが現状です。

私も京都市で高校受験をした身なので、
“生徒の希望が優遇されない”制度は中学校時代から問題に感じておりました。

総合選抜制をとっているのは、残すところおそらく京都のみです。
(京都府は総合選抜廃止に積極的で、一部を残し単独選抜制に移行済みです。)
市役所の担当課の方とお話をしていると、毎年公立の入試が終わると、
高校の振り分けに対して市にたくさんの苦情が入ると聞きます。

京都市の現行制度では単独選抜や特色選抜の枠を一部設け、
制度が非常に複雑化している分、公平性などを問えば一応の説明がつきます。
しかし、希望していないにも関らず最寄りのバス停区間で振り分けられることに対しては、
最終的に不満を持った生徒たちに納得のいく説明をすることはできません。

頑張って受験勉強に励んでも、希望がかなわないこともあります。
しかし、そこで味わう挫折は実力以外のものであってはなりません。                       

長文のため続きは次回ブログへ