『接触確認アプリCOCOA』のご登録をお願いします!

厚生労働省が開発した接触確認アプリCOCOAについてご紹介させていただきます。

アプリに登録しておけば、過去2週間に新型コロナ陽性者と接触していた際には通知を受けとることができる便利なシステムです。

利用者は、陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。

8月17日時点の利用者は国内で1,364万件で、普及率は16%となっています。

そのなかで、これまでに287件の陽性者登録が確認されています。

「まだ国民の2割しか登録されていないのか」「この程度じゃ安心材料とは言えない」との見方もできますが、先月の時点では陽性登録者が一桁台だったところから急速に利用者が増えており、今後も増えていけば着実に感染拡大の防止に繋がります。

ダウンロードは簡単で、「COCOA」や「接触確認アプリ」、「厚生労働省」などで検索すればすぐにヒットします。念のため説明用画像にQRコードも掲載しましたので是非ご利用くださいませ。

氏名、電話番号、位置情報などの個人情報を登録する必要はありません。

近接に関する情報は14日経過後に自動で無効となるので、行動がずっと記録・監視されていく心配はありません。

新型コロナの追跡アプリに関しては、京都では府の「こことろ」、市の「あんしん追跡サービス」があり、どれにすればよいのか迷われるかと思います。

京都市のあんしん追跡サービスは施設利用ごとに登録することになっており、8月17日時点で市内3,454施設、50,426件のご利用がありました。この5万件は6月のサービス開始からの累積で、1人の方が施設で登録されるごとに1件とカウントされます。

追跡アプリと言ってもそれぞれで機能が異なるので、すべて活用できれば最も効果は上がります。

まずは1つ登録してみるのには、COCOAが一度の登録で、ずっと接触追跡サービスを受けることができるのでお薦めです。

もしご自身が陽性者となった場合にはCOCOAのアプリより陽性登録をお願いします。

具体的に接触した位置情報は出ないので、個人を特定されることはありません。

一方で、陽性者と接触していた場合にはアプリより通知が来るので、アプリの表示に従ってご相談ください。

無症状でも感染しているリスクを常に感じながらの生活が続きますが、アプリ利用者が増えれば陽性者との接触の有無の把握に役立ちます。

今後の感染症対策のためにも接触確認アプリCOCOAへのご登録をよろしくお願い致します。

京都市会議員 江村りさ

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000641655.pdf