セブンイレブン ~学校現場で働くこと~

依然からかなり多忙だと感じている学校現場。
本日市役所で開かれた教育福祉委員会では市内小学校の教頭先生が失踪されたという事案が報告され、改めて過酷な勤務実態の教育現場を考える機会となりました。

ときに、教員の労働環境は“セブンイレブン”と呼ばれるようです。
これは「朝7時から夜11時まで働く」ということを揶揄した表現で、働く現場の過酷さが伝わってきます。実際に現役職員、元職員、職員のご家族の方々からも本当に忙しくなってきていて持たない、というお話も度々耳にします。子供数は減っても、よりきめ細やかな教育環境を整え、かつ事務仕事も非常に増しているのが実態です。

教育委員会からの失踪に関する報告はかなり断片的で、一部報道では上司からの叱責という話や、あるいは家庭でのこととの話もあり、失踪の動機についてまだ不明瞭な状況です。失踪されてから3週間以上経った先日5日に見つかったとのことでした。

委員会で確認すると、この職員の方はこれまでの長年のご勤務の中で休職もなく、勤務実態に特に問題のある方ではなかったようで、原因が仕事にあるとすれば相当な苦労があれらたのだろうと思いを馳せます。

私は組合等と関わっている立場ではないので、職員体制の保護ありきで向き合うスタンスではありませんが、教職員の働く現場については本当に改善を図るべきだと思います。
児童生徒が10代、20代の大半を過ごす学校現場は、学力向上や心の成長、不登校やいじめ対策など、どれも疎かにはできません。大人なら環境を変えたり警察に相談したり自分で対処できても、高校生まではそう簡単には環境から逃げることができないので。
限度はあるにしても、学校環境が良好であることは外せないものと思います。

教育委員会には今回の事案が、当該職員さん単独のものと処理するのではなく、学校現場の仕事量の実態、サポート体制に不足がないかの視点で向き合ってもらうことを求めました。組織体質的に発生しやすい状況があるならば、その根っこに視点を当ててもらいたいです。

京都市会議員 江村りさ